すっかり秋の気候になり、朝晩は涼しいというより、肌寒い時
もある気温となりました。新潟では、くもりや雨の日が多く、ど
んよりとした雲に覆われた日々が続いております。
毎月のことですが、月末や月初めは何かと仕事のご依頼があり、
電話が終わったと思ったらまた別の電話が鳴り、忙しいときは息
つく暇もないようなこともあります。
忙しいことは、大変有難いことです。
徐々に落ち着いてきますが、9月は年度の上半期の終了月ですので、
月の後半はまた忙しくなりそうです。
さて、今回は私の趣味のひとつである「城めぐり」のご紹介を
したいと思います。今後、新潟県内及び周辺の私がめぐった城を
ご紹介させて頂きます。初回は、新潟から一番近くにある国宝の
「松本城(長野県松本市)」です。現在、国宝の城は4つあり、
松本城以外は、「犬山城(愛知県犬山市)」、「彦根城(滋賀県
彦根市)」、「姫路城(兵庫県姫路市)」です。この4つ以外の
現存する城または復元された城は、国や都道府県の重要文化財や
史跡に指定されているものが多いようです。
「松本城」は戦国時代の末期(西暦1593~94年)に豊臣
秀吉の家臣であった、石川数正、康長父子により建てられました
(写真をご参考)。石川数正は当初、徳川家康の優秀な家臣でし
た。その後理由は不明ですが、松本城築城前に豊臣秀吉に仕える
ようになり、関ケ原の戦いでは息子の康長が徳川方に参加し、徳
川家康の家臣に戻ったという経歴を持つ武将達です。
松本城は、現存する五重天守としては日本最古のもので、戦国
時代の雰囲気が味わえる天守です。天守内は、戦(いくさ)の城
の仕掛けや工夫があり、戦国時代の雰囲気を味わいたい人にとっ
ては、最良の天守だと思います。
現在、城にまつわる様々な書籍が出ておりますが、天守のある
城は多くの人々の興味を奮い立たせてくれる存在だと思います。
次回をお楽しみに!