皆様、蒸し暑い日が続きますがいかがお過ごしでしょうか。
全国的には梅雨入りし、九州では大雨となっておりますが、
新潟は晴天の日が続いています。コンサルタントの小山です。
さて、私事で恐縮ですが、8年前から地元の消防団に加入
しており、昨年から班長の任に当たっております。消防団と
いうと、一般的にはあまりいいイメージを持たれていないよ
うですが、火災はもちろん、自然災害(地震、台風、洪水、
大雪等)発生時に消防職員と連携して、各災害時に様々な活
動をする特別職の地方公務員です。ほとんどの方は、それぞ
れ仕事を持ちながら、日曜日に定期的に各種訓練を行ってお
ります。最近、災害時の報道で見かける機会が増え、特に東
日本大震災時には多くの消防団員が活動中に亡くなられてい
ます。様々な問題もありますが、災害時に消防団はなくては
ならない組織です。
新潟市の場合ですと、各行政区ごとに方面隊があり、その
各方面隊内に分団があり、さらに分団内に各班があります。
正式には、新潟市○○方面隊○○分団第○○班となります。
詳しくは新潟市消防局のホームページに組織図がありますの
で、興味のある方はご覧ください。
ところで、消防団では毎年、各分団、各市町村、各都道府
県、全国(隔年)の順で、小型ポンプまたはポンプ車の操法
大会があります。私の所属している分団では、毎年6月上旬
に操法大会が開催されています。その操法大会に向け、各班
で練習を行いますが、団員のほとんどが仕事をしているので、
出勤前の早朝や仕事終わりの夜に練習をしています。私の班
では、夜に近くの消防訓練場で照明設備がないため、車のラ
イトでグランドを照らしながら練習をしていました。団員の
皆さんは、仕事で疲れているにも関わらず一生懸命に教え、
また練習しており、一段と団員の結束が深まったように思い
ます。
東日本大震災後に、自主防災の意識が一段と高まり、各地
域、各自治会等で様々な防災活動を行っています。消防団ま
たは一個人として少しでも地元の力になれればと思い、活動
しています。