日々の天気の変動が激しく、初夏の暑さかと思ったら冬に逆戻りしたかなような
寒さの繰り返しです。桜の花もだいぶ散り、街路樹には新しい葉が出始めていま
す。季節の移ろいを感じている、コンサルタントの小山です。
私事ですが、4月2日の早朝、約1年半にわたり入院生活をしていた父が亡くな
りました。行年78才でした。晩年は認知症を患い、ここ1年は流動食での食事
でした。父は元気な頃から延命治療は望まないことを言っていましたので、本人
の意思を尊重し、治療目的の点滴等は行わないできました。医師から何度も、
延命治療をしない旨の確認がありましたが、多くの管(くだ)が体について生
きているよりは、まだ良かったのかなと感じています。様々な考えがあるかと
思いますが、家族として何が一番いい選択なのかは難しいし、答えが出しにく
いと思っています。
お客様からのご依頼で相続手続きをさせて頂いておりますが、いざ自分がその
立場になると、とまどうものです。今まで一通りの相続手続きをさせて頂きま
したので、どのような手順で、どのようなことをすればよいのかを把握してい
た分、気持ちには多少の余裕がありました。また、葬儀に関しましては、12
年前に他界した祖母の時にいくらか関わっていたことも大きかったです。
今後は私の実体験を踏まえ、より詳細なものをお伝えしようと思っております。
亡くなってから葬儀まではあっという間に過ぎ、気持ちの整理がつかない状況の
中、様々な手続きをしなければなりません。次回は、そんな急いで手続きが必要
なものをご紹介したいと思います。