タイトル:「ファゴットの役割その②」

冬の演奏会にむけて練習を頑張っている首藤です。
芸術の秋ですしね!

さて、私の吹いているファゴットですが、よく「ソロ楽器」と言われます。

音量が大きくなく、人数も少ないので、他の楽器と一緒に吹いていてもなかなか目立つことができません。

その代わり、曲の静かなところで、1人、不思議な動きをする(ソロを吹く)のが一番多い役割です!

他の楽器がソロを吹いている時に、伴奏や装飾的なメロディを付けることも多いです。

ちょっと楽譜を載せてみました。
おもむろに「solo」と書かれているところがわかりますでしょうか!

ソロと言っても完全に1人になるわけではなく、他の楽器と掛け合いをすることが多いです。

こういう目立つ部分は、よく「おいしいところ」と言っています。笑
みんなで吹くのも楽しいけれど、「おいしいところ」で気持ちよく吹くのがファゴットの醍醐味ではないでしょうか!

さて、お仕事のはなしも少ししておかなければいけませんね!

前回から家督相続のお話しをしていましたが、
家督相続の原因としては、「戸主の死亡」と「戸主の隠居」があります。

死亡はわかりやすいのですが、「隠居」は現代ではありませんよね。
隠居の届け出をして、戸主を離れることになります。
次の戸主が決まり、前戸主の財産もすべて引き継ぐことになります。

「家督相続」と聞くとなんだかややこしい感じがしますが、
相続の登記としてはとても簡単です。

この「家督相続」の記載がある戸籍さえあれば、
他の相続人を探して遺産分割協議をする必要がないからです。

この制度は昭和22年の民法改正で廃止されましたが、
改正までに発生した相続であれば、この「家督相続」が使える可能性が高いということです。

ですが、昭和22年まででも、この「家督相続」が使えない場合があります・・・。
それを次回ご説明します。

いばら司法書士・行政書士事務所
首 藤 奈 央