ムシムシで夏が来たかのような気候になってきました。
もう5月も終わってしまいます。

 先日、新潟大学法学部での「司法書士と法」特別講義で、私が担当しておりました「商業登記実務」合計5回の講義が終了しました。
 昨年と同様、大講義室で100人を超える学生さんを前にお話しをさせていただきました。

商業登記実務とは、会社や法人に関する登記手続きについて、司法書士が日頃どのような実務を行っているのかという内容です。

学生は、みなさん真面目に講義を聞いていただいたようです。
質問感想票には、毎回、会社の組織や手続きについて鋭い質問が書かれていました。

 司法書士と言えば、不動産登記をイメージする学生がほとんでのようで、会社や法人に関する仕事もあるのだと初めて知ったとの感想をいただきました。

 なかなか短い期間に実務をすべてお伝えすることは難しいのですが、学生の中で司法書士に興味をもってもらえる人が増えたら嬉しいです。

 昨年・今年と講義をさせていただくのは、私にとっても本当にいい刺激になります。
 私自身、講義をするに際して自分の職務を再確認できる、いい機会だと感じています。

 これから学生の顔を思い浮かべながら試験問題を作成しようと思います。

司法書士佐藤雅裕